i-dio HQ Selection COZY LOUNGE

COZY LOUNGE 選曲ノート by hatakeyama (vol.2)

 

「COZY LOUNGE」 by hatakeyama

 

「COZY LOUNGE」 早くも2周目の選曲当番となりました。

前回は“冬のコージー・リスニング”というテーマで選曲してみましたが、ようやく春の兆しが感じられるようになってきたので今回は“早春のコージー・リスニング”というテーマで選んでみました。
空気は冬の余韻を残し、水もまだ冷たいけれど、太陽の光を受け大地から草花が新しい芽を出そうとしている、そんな情景を頭に浮かべながら選曲してみました。

 

M.01 Extra Ball | Naima
M.02 Christoph Stiefel Trio | Travessia (Bridges)
M.03 江藤有希 | awake 00:05:11
M.04 Stéphane Grappelli | It Might as Well Be Spring
M.05 ペンギン・カフェ | リチェルカーレ
M.06 Joni Mitchell | Help Me
M.07 ジミー・スミス | And I Love You So
M.08 アストラッド・ジルベルト | ふたりの誓い
M.09 山下洋輔ニューヨーク・トリオ | 早春賦
M.10 Arianna Neikrug | Spring Can Really Hang You Up The Most
M.11 GENNOSHIN | Tell me a bedtime story
M.12 Ian Shaw | Both Sides Now
M.13 Randi Tytingvag | You Can Never Hold Back Spring

 

コルトレーンの「Naima」のカヴァーからスタート。
ポーランドのジャズ/フュージョングループ Extra Ballによる演奏です。
この曲のカヴァーは数多にありますが、こんなにキラキラとした生命力を感じさせるヴァージョンはなかなか無いかと思います。

続いてスイスのピアニストChristoph Stiefelのトリオによるミルトン・ナシメントの「Travessia」。大地のようにどっしり、ゆった演奏が心地よいです。

3曲目からは何曲かヴァイオリン/フィドルが入った曲が続きます。フィドルの音色って春っぽいですよね。
江藤有希「awake」はタイトルの通り“めざめ”のフレッシュな感じがよく出ている一曲。リリカルなピアノにジョビンの影響も感じられます。

御大グラッペリの名人芸に続いては、新生ペンギン・カフェ。
ミニマル・ミュージック的なものが割と好きなんで、この曲の他にも何曲か入れようと思ったのですが、あまりハマらず今回はこの一曲のみ。

中盤は3曲は70年代前半のテイストで揃えました。
まずは昨年75歳の誕生日を迎え、トリビュート・ライブも行われたジョニ・ミッチェルの「Help Me」。
3月8日にそのライブの音源がハイレゾで出る予定なのでお楽しみに。後半にもう一曲現代英国を代表するジャズシンガー、イアン・ショウによるジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now」のカヴァーを入れました。

続いてジミー・スミスによるドン・マクリーンのヒット曲「And I Love You So」。
Verveでの録音ですが、60年代半ばから70年代前半にかけてのVerveはこういったイージー・リスニング/ラウンジ的なアレンジが多いですよね。
クリード・テイラーが絡んでいるのでこれが後のCTIに発展したという考え方もできるかと思います。

そしてそのCTIでアストラッド・ジルベルトが残した『ジルベルト・ウィズ・タレンタイン』からカーペンターズで有名な「ふたりの誓い(For All We Know)」。
珍しくスペイン語で歌ってます。今回初めて知ったのですが、この曲は元々映画の挿入歌だったのだそう。

山下洋輔ニューヨーク・トリオによる「早春賦」のほっこりした演奏を挟み、ラスト4曲は春が来るのがうれしいような、イヤなようなアンニュイな印象の曲を選んでみました。
「Spring Can Really Hang You Up The Most」はスタンダードになっているナンバーでエラ・フィッツジェラルドやベティ・カーターなんかも歌っています。
コンコードの新人Arianna Neikrugのこのヴァージョンは基本ジャズなんですが、アレンジがポップス風味でなんとも洒落ています。

最後の「You Can Never Hold Back Spring」はトム・ウェイツの作品。映画『人生は、奇跡の詩』のために作られた曲との事。
朴訥とした演奏をバックに、ノルウェーの歌手Randi Tytingvagが情感豊かに歌い上げます。
歌詞がなかなかに味わい深いので気になった方は調べてみてください。

 

text by hatakeyama (e-onkyo music)

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