i-dio HQ Selection COZY LOUNGE

COZY LOUNGE #56 選曲ノート by hatakeyama

Bossamanila / Sound

 

「COZY LOUNGE」by hatakeyama

 

東京麹町からコージーなひとときをお届けするこの「COZY LOUNGE」も開始からちょうど一年が経ちました。

i-dioの放送終了に伴い、この「COZY LOUNGE」も終了、残念ながら今回で私の選曲は最後となります。長かったような、短かったような。選曲もこのブログの原稿も結構大変でしたが、もう少しやりたかったかな。

さて、最後は前から気になっていた香港、台湾を含めた東南アジア周辺のアーティストの作品でまとめてみました。ハイレゾでも探してみると結構あるんですよね。その中でもジャズやソウルのテイストがある曲を中心に選んでみました。

馴染みのないアーティストばかりかと思うので、一曲づつ紹介してい行こうと思います。ほとんどの曲がYouTubeにMVや演奏動画があったので解説の後にリンクを貼ってみました。

 

<オンエア楽曲>

M.01 VU | Có The Là Tai Sao? <ベトナム>
M.02 Robynn & Kendy | Yi Ke Xing De Gu Shi <香港>
M.03 MAP/Takuya Kuroda | Long Mong (feat. Takuya Kuroda) <タイ>
M.04 Kary Ng | Yi Fen Zhong Xi Ke Yi Fen Zhong Se You <香港>
M.05 Lola Amour | Pa-Umaga (Cover Version) <フィリピン>
M.06 Remus Choy | ONEDERFUL <香港>
M.07 Adrian Fu | Gua Ren <香港/台湾>

M.08 Eason Chan | Shou Xin Cao <香港>
M.09 Ermy Kullit | Canda Ria <インドネシア>
M.10 Anantara | Ema (feat. Cesario & DaiAdnan) <インドネシア>
M.11 Sound | Space Samba <フィリピン>
M.12 CY Leo| Human Nature[Instrumental] <香港>
M.13 Erika | Answer Me <台湾>
M.14 Boyd Kosiyabong | Nai Kuen Ti Rao Jer Jer Gun Krung Rak (feat. Win Sirivongse) <タイ>

 

M.01 VU | Có The Là Tai Sao? <ベトナム>
VUは”ベトナムのインディ・ミュージックのプリンス”と言われているシンガー・ソングライター。甘く、ロマンティックな歌詞と深く優しい歌声で人気を博しています。ジェイソン・ムラーズやジョン・メイヤーに大きな影響を受けているとのこと。この曲は昨年発表のミニアルバム『Vũ Tru Song Song』の冒頭に収録されており、浮遊感のあるトラックに彼の儚げなヴォーカルが映える一曲。

 

M.02 Robynn & Kendy | Yi Ke Xing De Gu Shi <香港>
YouTubeから人気に火が付いた、香港のシンガー・ソングライター・デュオRobynn & Kendy。Robynnはアメリカ、Kendyはイギリスに留学経験があり、その時に作曲を開始。2011年に香港にて友人を通じて知り合い、一緒に曲を作るようになり、YouTubeへ投稿をするようになったとのこと。この「Yi Ke Xing De Gu Shi(一顆星的故事)」は2013年発表で、70年代のアメリカのシンガーソングライター風の良いメロディとシンプルで味わい深いサウンドを持つ佳曲。

 

M.03 MAP/Takuya Kuroda | Long Mong (feat. Takuya Kuroda) <タイ>
MAPはタイの新進のレーベルPhat Cat Record(大手LOVEiSレーベル傘下)の3人組。ジャジーでソウルフルなポップを目指しているようで、おそらくこの「Long Mong」は彼らの1stシングル。日本のジャズ・トランペッターの黒田卓也をゲストに迎えてます。もたり気味のドラムトラックが今風。今後が楽しみなグループ。

 

M.04 Kary Ng | Yi Fen Zhong Xi Ke Yi Fen Zhong Se You <香港>
“香港版モーニング娘。”と呼ばれたCookies出身のシンガー、Kary Ng。2005年Cookies解散後、ソロ活動を開始。「Yi Fen Zhong Xi Ke Yi Fen Zhong Se You(一分钟稀客一分钟色诱)」は2015年の『Envy』収録曲でカーティス・メイフィールドの「Tripping Out」を彷彿とさせるナイス・グルーヴな一曲。

 

M.05 Lola Amour | Pa-Umaga (Cover Version) <フィリピン>
Lola Amourはフィリピンのソウルバンド。2016年、フィリピン最大の野外フェス「Wanderland Music and Arts Festival」のバンド・バトルで優勝し、2017年に『Don’t Look Back EP』 でデビュー。その後テレビの音楽番組『Coke Studio Philippines』に出演。この「Pa-Umaga」はその時に演奏された曲で共演のラッパーAl Jamesのオリジナル曲を軽快なソウルナンバーにアレンジしています。ちなみにバンド名のLola Amourはメンバーのおばあちゃんの名前から取ったそう。

 

M.06 Remus Choy | ONEDERFUL <香港>
Grasshopperというアイドル・グループ出身で、俳優でもあるRemus Choyの竹内まりや「プラスティック・ラブ」のカヴァー。これを発見したときは小躍りしました(もちろん心の中だけですが)。バックトラック、完コピですね(笑)。

 

M.07 Adrian Fu | Gua Ren <香港/台湾>
Adrian Fuは香港出身のシンガー・ソングライター。香港出身ですが、活動は主に台湾のようです。2013年までは裏方で曲の提供をメインとしてたようですが、2014年にデビュー。収録アルバム『The Night Begins』はソウル・テイストの曲が多く、この「Gua Ren(寡人)」もソウル/AORテイストのナイスな一曲。

 

さて、幕間を挟んでここから後半。

M.08 Eason Chan | Shou Xin Cao <香港>
今回選んだ中ではおそらく一番有名であろう、中華圏で絶大な人気を誇る香港出身の歌手、俳優、Eason Chan。オーディション番組で優勝し、1996年デビュー。数々の賞を受賞し、“歌神”という称号も得ています。「Shou Xin Cao」は、ポップ・ソウル風の楽しい曲で2017年の『C’mon in~』収録曲。

 

M.09 Ermy Kullit | Canda Ria <インドネシア>
「インドネシアのサリナ・ジョーンズ」こと、Ermy Kullit。1973年にキャリアを開始して以来、20枚以上のアルバムを録音しています。サビがマット・ビアンコの「Half A Minute」にそっくりなこの曲は1986年のアルバム『Kasih』収録。

 

M.10 Anantara | Ema (feat. Cesario & DaiAdnan) <インドネシア>
続いて同じインドネシアのグループAnantara。2014年結成でジャズやヒップホップの要素も取り入れたR&B/ソウルを演奏するトリオ。現在のところ、ヴォーカルは毎曲ゲストを迎える冨田ラボ方式のよう。「Ema (feat. Cesario & DaiAdnan)」は2019年のミニアルバム『Without Borders』より。

 

M.11 Sound | Space Samba <フィリピン>
2003年に『bossaManila』、2006年に『Blue Monsoon』という2枚の傑作アルバムを残し消えたフィリピンのバンドSound。ジャミロクワイ、コーデュロイ、スティーヴィー・ワンダー、スティーリー・ダンらの影響のもと、ソウル、ジャズ、ボサノヴァ、ロックを消化し、オリジナリティ溢れるサウンドを構築していった。「Space Samba」は『bossaManila』収録曲で、ボサノヴァを基調としながらも、段々とスペイシー、プログレッシブに展開していく様が面白い。

 

M.12 CY Leo| Human Nature[Instrumental] <香港>
CY Leoは香港出身のハーモニカ奏者。2013年、19才でハーモニカの世界チャンピオンに。クラシック専門だったが、その後ジャズを学ぶ。日本でも山下怜のライブにゲストで参加するなど演奏経験があるよう。2019年のデビューアルバム『Lost In Time』より、マイケル・ジャクソンの「Human Nature」を。同じく香港出身のジャズ・ピアニストJoyce Cheungのアレンジ。

 

M.13 Erika | Answer Me <台湾>
アメリカ生まれの台湾人シンガー・ソングライターErika。2018年発表の2ndアルバム『Dare To』より。ミディアムテンポのR&Bテイストの佳曲でErikaのソウルフルな歌も、どことなく70’sの雰囲気を感じさせるアレンジもいい。

 

M.14 Boyd Kosiyabong | Nai Kuen Ti Rao Jer Jer Gun Krung Rak (feat. Win Sirivongse) <タイ>
ラストはタイのLOVEiSレーベルの総裁、Boyd Kosiyabong。フリーの作曲家として活動後、1994年にBakery Musicを立ち上げ、自身も作曲家兼アーティストとして活躍する。2000年にBakery Musicを売却、2004年に新たにLOVEiSレーベルを立ち上げた。この曲は2018年発表のシングル。ある晩の出合いと、別れを惜しむしっとりしたバラード。

 

ではでは、また、いつか何処かでお会いできたら幸いです。

Text by hatakeyama (e-onkyo music)

 

★「COZY LOUNGE」は毎日朝9:00から放送中(毎週水曜日更新)

★再放送は毎日14:00から!

 

<#56(by hatakeyama)今後の放送予定>

2020.02.12(水) 9:00~ *初回放送
2020.02.13(木) 14:00~
2020.02.18(火) 9:00~
2020.02.19(水) 14:00~
2020.02.24(月) 9:00~
2020.02.25(火) 14:00~
2020.03.02(月) 14:00~
2020.03.08(日) 9:00~
2020.03.14(土) 9:00~
2020.03.15(日) 14:00~
2020.03.20(金) 9:00~
2020.03.21(土) 14:00~
2020.03.26(木) 9:00~
2020.03.27(金) 14:00~

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